壁式構造で撤去出来ない壁の中の狭いキッチンスペースをどうやって対面キッチンにするか、
床をフラットなまま給排水管の接続することも条件とし、この大きな2つの問題をⅡ列型キッチンで解決しました。
狭さを解決するために、冷蔵庫と家電ゴミ箱スペース分ダイニング側に壁を新設。
新設した壁は緩やかなRの開口とリビングに新設したワークスペースのR壁とのコンビネーションでLDKを演出しています。
R開口の独立キッチン
独立したキッチンスペースは南側に広めのR開口でダイニングとつながっています。
Ⅱ列型で憧れの対面キッチン
Ⅱ列型キッチンは既存の壁付けキッチンを90度向きを変え、シンクとコンロを別にし作業スペースは元のキッチンの2倍の広さになりました。
撤去可能なシンク側の壁は開口を設け、カウンターを設置し畳コーナーと対面式になりました。
壁厚を利用してシンク側にニッチ収納を設けより使いやすくなっています。
お気にいりのライブラリーコーナー
対面キッチンのカウンター側はライブラリーコーナーです。
畳スペースに腰かけて好きな本を読んだり、寝転がっても廊下を通る人が気にならない高さでリラックスできるコーナーです。
キッチンの中の家族とも会話が弾み、おうちカフェのようなスペースにもなります。
畳コーナーは使い方色々
畳コーナーは対面キッチンの和風カフェスペースとしても使えますが、ロールスクリーンで個室としても使えるようになっており、お客様が泊まれるお部屋にもなります。
リビングの一角にあるワークスペース
南側に面した広いリビングダイニングを低めのR壁で区切り、明るく心地よいワークスペースを設けました。
新設のR壁はTVボードの役割もあります。
ワークスペースの確保とちょうど良い距離感でテレビとソファの配置もできるようになり、広くても煩雑になりがちなリビングダイニングの空間がスッキリと有効活用できます。
営業担当...大橋一矢/デザイン担当...中岡夏子/施工担当...細江亮平